静岡大学 グリーン科学技術研究所
〒422-8529 静岡市駿河区大谷836
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Top   Kimura   Member   Research   Publication   Lecture   Direction   News

お知らせ(2019)

2019/12/23
木村研究室の忘年会を開催しました。清水魚市場河岸の市のまぐろ館での魚料理は最高でした。
研究室のOBも参加してくれました。遠方から来てくれて、ありがとう!!

2019/12/11-12
宮崎県宮崎市・日南市の温泉メタンガス発電施設を視察しました。また、温泉用掘削井から温泉水と
付随ガスのサンプリングも行いました。さらに、日南海岸と青島では鬼の洗濯岩の巡検も行いました。

ご協力いただきました温泉施設の皆様に深く感謝申し上げます。

2019/12/3-4
沖縄県南城市の温泉メタンガス発電施設を視察しました。また、深度2,119mの温泉用掘削井から
温泉水と付随ガスのサンプリングも行いました。現在、微生物、水、ガスの分析を進めています。

温泉施設の皆様に感謝申し上げます。


2019/11/29
10月19日のグリーンサイエンスカフェでの講演が静大TVにアップされました。

「静岡県の地下に眠るエネルギー!!〜地層と温泉と微生物とメタンの物語〜」(2:39)

2019/11/20
静岡県島田市の川根温泉にて温泉メタンガス発電施設の視察と研究試料のサンプリングを行いました。


2019/10/23
「グリーンサイエンスカフェ in 浜松」の記事が静岡新聞に掲載されました。

 
 (2019年10月23日 静岡新聞朝刊18ページ)(静岡新聞社編集局調査部許諾済)

2019/10/19
静岡大学グリーン科学技術研究所主催の「グリーンサイエンスカフェ in 浜松」にて講演しました

 演 題: 静岡県の地下に眠るエネルギー!! 〜地層と温泉と微生物とメタンの物語〜
 会 場: 浜松科学館(静岡県浜松市中区)

 

2019/9/30
宮崎県南東部の深部地下圏に生息する微生物群集とメタン生成に関する研究論文が
学術雑誌“Microbes and Environments” に受理されました。宮崎市および日南市
の温泉施設の方々には、試料採取の際にご協力いただきました。御礼申し上げます。

 著  者:Makoto Matsushita, Shugo Ishikawa, Kenta Magara, Yu Sato, Hiroyuki Kimura
 タイトル:The potential for CH4 production by syntrophic microbial communities
      in diverse deep aquifers associated with an accretionary prism and
      its overlying sedimentary layers
 学術雑誌:Microbes and Environments (In press)

 

2019/9/26
環境水中の溶存態無機炭素(DIC)の安定炭素同位体比を分析するための方法に関する学術論文が、
国際雑誌Geochemical Jorunalに掲載されました。

 著  者:Hiroshi A. Takahashi, Hiroko Handa, Ayumi Sugiyama, Makoto Matsushita,
      Miyuki Kondo, Hiroyuki Kimura, Maki Tsujimura
 タイトル:Filtration and exposure to benzalkonium chloride or sodium chloride to preserve
      water samples for dissolved inorganic carbon analysis
 学術雑誌:Geochemical Journal 53: 308-318

 

2019/9/10-13
日本微生物生態学会第33回大会(山梨大学)にて発表しました。

 【口頭発表】
   タイトル : 地下圏の脱窒とメタン生成の有機物利用における競合:菌叢の違いは関係ない?
   発 表 者: ○芦沼 完太、松下 慎、木村 浩之

   タイトル : 嫌気性地下水に含まれる水素発生型発酵細菌を利用した水素ガス生成システムの構築
   発 表 者: ○津布久 卓也、木村 浩之

 【ポスター発表】
   タイトル : 地下帯水層に生息する新規微生物群集の遺伝子解析
   発 表 者: ○内野 正洋、木村 浩之

   タイトル : 微生物により生成されるメタンの濃度測定へのレーザー吸収分光法の適用
   発 表 者: ○川野 誠、中山 洋平、木村 浩之

2019/9/5
理学専攻地球科学コース修論中間発表会が行われました。
木村研究室か2件の修論中間発表を行いました。

  タイトル : 深部帯水層の脱窒とメタン生成の有機物利用における競合
  発 表 者: 芦沼 完太(M2)

  タイトル : 地下温水に含まれる微生物群集を活用した水素ガス生成システムの構築
  発 表 者: 津布久 卓也(M2)

2019/8/26
静岡県藤枝市の温泉施設にサンプリングに行きました。
温泉水と付随ガスを採取しました。

2019/8/26
浜松市の温泉用掘削井に温泉水と付随ガスのサンプリングに行きました。
温泉施設の皆様に感謝申し上げます。

2019/8/10
地球科学科1年生対象の富士山野外実習(宝永火口の巡検)を行いました。

     

2019/8/8
3年生の研究室配属がありました。2名の3年生が木村研究室に加わりました。

2019/7/23
環境水中の溶存態無機炭素(DIC)の安定炭素同位体比を分析するための方法に関する学術論文が、
国際雑誌Geochemical Jorunalに受理されました。

 著  者:Hiroshi A. Takahashi, Hiroko Handa, Ayumi Sugiyama, Makoto Matsushita,
      Miyuki Kondo, Hiroyuki Kimura, Maki Tsujimura
 タイトル:Filtration and exposure to benzalkonium chloride or sodium chloride to preserve
      water samples for dissolved inorganic carbon analysis
 学術雑誌:Geochemical Journal

 

2019/7/12
一般財団法人バイオインダストリー協会主催「発酵と代謝研究会」令和元年第1回勉強会にて講演しました。

2019/7/3
静岡県環境ビジネス協議会にて基調講演を行いました。

2019/6/21
セミナー「バイオマス/廃棄物等由来水素生成技術の開発・実証動向と展望」にて講演しました。

2019/6/18
静岡化学工学談話会および第55回静岡コロキウム・見学会にて講演しました。

2019/6/11
日本経済新聞朝刊(静岡経済版)に温泉メタン活用に関する記事が掲載されました。
今回、温泉メタンガスを利用した地産地消エネルギーの生産、温暖化防止、広域災害対策、
持続可能な社会の実現について提言しました。

2019/5/23-24
宮崎市内の温泉メタンガス発電施設を見学しました。
シンプルで実用的なシステムに感銘を受けました。
関係者の皆様、お世話になりました。
ありがとうございました。

2019/4/18
静大テレビジョンに講演の動画がアップされました。


2019/4/8
静岡県内の産業機械メーカーと共同で、温泉水とそこに含まれる微生物群集を
利用した水素ガス生成バイオリアクターの現場実証試験を開始しました。

温泉用掘削井(深度810m)から自噴する温泉水を1トン型バイオリアクターに
注入し、その後、有機基質を添加しました。嫌気条件を保ちながら、温泉水に
含まれている微生物群集を培養することにより、水素ガスを生成します。

2019/4/6
平成31年度地球科学系20大学学科長会議(@東京海洋大学)に出席しました。
大学の組織改革、教育、入試、野外巡検、サンプル保管等について情報交換を行いました。

2019/3/27
静岡大学超領域研究推進本部ニュースレターVol.12に研究紹介の記事が掲載されました。


2019/3/23
本日、学位記授与式及び祝賀会が行われました。
木村研究室からは、大学院(修士)1名、学部(学士)2名が巣立ちました。

4月からそれぞれの分野で頑張って下さい。応援しています。おめでとう!!

2019/3/18
研究室の送別会を行いました。今年度は学士2名と修士1名が卒業・修了します。
遠方から卒業生も駆けつけてくれました。ありがとうございました。

皆様の今後の活躍を期待しています。

2019/3/9
日本経済新聞に新エネルギーの実用化に関する記事が掲載されました

 「新エネ実用化 県内挑む 地場企業と連携、県も支援」

 

2019/3/2
静岡県立大学草薙キャンパスにて、第20回静岡ライフサイエンスシンポジウムを開催しました。
シンポジウムでは6件の講演、52件の一般の部ポスター発表、14件の高校の部ポスター発表が
ありました。ご参加下さった皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。

静岡生命科学若手フォーラムのHP → こちら

第20回静岡ライフサイエンスシンポジウムの詳細 → こちら


2019/3/2
第20回静岡ライフサイエンスシンポジウムにて、以下のポスター発表を行いました。

 発表者:内野正洋、木村浩之
 タイトル:地下帯水層に生息する新規微生物群集の遺伝子解析

 発表者:芦沼完太、松下 慎、佐藤 悠、木村浩之
 タイトル:付深部地下圏の帯水層では脱窒菌とメタン生成菌が競合している!?

 発表者:津布久卓也、木村浩之
 タイトル:地下温水に含まれる微生物群集を利用した水素ガス生成システムの開発

 発表者:早坂康兵、木村浩之
 タイトル:付加体の深部帯水層に生息する好熱性メタン生成菌から推定した地下圏温度構造

2019/2/26
以下の発明について、国際特許を出願しました。

 発明の名称:水素ガス生成方法、水素ガス生成システム、並びに、水素ガス及びメタン生成システム
 学内発明者:木村 浩之
 国際出願番号:PCT/JP2019/007354
 国際出願日:2019年2月26日

2019/2/18-21
種子島の掘削温泉を調査しました。種子島は付加体(海底堆積物由来の厚い堆積層)からなる島です。
静岡県中西部の地層と類似点が多くありました。JAXAの種子島宇宙センターに立ち寄り、H-IIロケット
の燃料となる水素エネルギーについての議論も行いました。

今回、非常に有意義な調査ができました。種子島の温泉施設の皆様、JAXA種子島宇宙センターの皆様、
御礼申し上げます。

 


   (ロケットエンジン燃焼試験の様子)

2019/2/1
ゲノム上にG+C含量の異なる複数種の16S rRNA遺伝子を有する好塩性アーキアHaloarcula
を対象とした研究の論文が、国際学術雑誌Antonie van Leeuwenhoekに掲載されました

 著  者:Yu Sato, Hiroyuki Kimura
 タイトル:Temperature-dependent expression of different guanine-plus-cytosine
      content 16S rRNA genes in Haloarcula strains of the class Halobacteria
 学術雑誌:Antonie van Leeuwenhoek
 巻 号 頁 :Volume 112, Issue 2, pp 187-201, 2019

 

2019/1/22
静岡大学理学部地球科学科の卒論発表会が開催されました。
木村研究室からは、以下の2件の卒論を発表しました。

 ・地下帯水層に生息する新規微生物群集の遺伝子解析
   (4年・内野 正洋)

 ・付加体帯水層に生息するメタン生成菌の温度適応と生息深度の解明
   (4年・早坂 康兵)

2019/1/16
温泉メタンと地下圏微生物を利用した分散型エネルギー生産システムが特許になりました。

 発 明 者 :木村 浩之、増田 俊明
 出願番号:特願2017-120736
 発明名称:バイオリアクター、それを用いたメタン生成方法及び水素ガス生成方法、
      並びに水/ガス/電気の自家的供給システム
 登録番号:特許第6453386号

 

2019/1/10
静岡大学大学院総合科学技術研究科理学領域地球科学コースの修論発表会が開催されました。
木村研究室からは、以下の修論発表を行いました。

 ・安定同位体比分析と微生物解析手法を用いた深部帯水層におけるメタン生成の活性解明
   (M2・荻 祐太朗)

2019/1/9
浜松市内の温泉用掘削井にて温泉と付随ガスサンプルを採取しました。
関係者の皆様、ご協力いただき誠にありがとうございました。

今後、温泉水の各種分析、ガス組成分析、微生物群集の嫌気培養を進めます。

2019/1/1
明けましておめでとうございます。昨年、日本微生物生態学会から奨励賞を頂きました。
この受賞を励みとして、本年も研究および教育に邁進したいと考えています。

昨年は、機械メーカーと共同でメタン・水素ガス生成バイオリアクターの開発を進めました。
今年はいよいよ温泉用掘削井と接続して、現場嫌気培養試験を実施いたします。
実用化に向けていろりろな条件を試す計画です。

今年も大学および地元自治体の委員の仕事と研究教育を両立できるように頑張ります。
ご支援のほど、宜しくお願いいたします。

 
 
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